腎臓病が進行してしまうとどうなるの?

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腎臓病が進行してしまうとどうなるの?

腎臓病は気づかないうちに進行してしまう怖い病気です。
気づいたときにはかなり腎臓の機能が低下してしまっていた…ということがほとんどだといいます。
この腎臓病、進行してしまうとどうなってしまうのでしょうか?

 

 

 

タンパク質や塩分を排泄できなくなる

体内で分解されたタンパク質や塩分は腎臓へと集められ、ここから尿を作り出して排泄する、というのが基本的な腎臓の機能です。
しかし、腎臓病になって腎臓の機能が低下するとこれらが排泄できなくなり、体にとって有害となる尿素なども残ってしまい、体に悪影響をおよぼすようになります。
また、逆に本来であれば体に必要となる栄養素などが尿に溶け出して流れでてしまうこともあります。

 

 

 

体液のバランスが保てなくなる

腎臓病になると、体の中にある体液のバランスを保つこともできなくなります。
本来なら、ナトリウムやカルシウム、カリウムやリン、重炭酸イオンなどの電解質が決まった割合で体液に含まれています。
そしてこのバランスが崩れないように調節しているのが腎臓なのです。
しかし、腎臓病になるとこの機能も失われてきてしまいます。
水分、電解質、血圧などの調整がうまくできなくなってしまい、高血圧を引き起こしたり、むくみが現れることが多くなります。

 

 

 

ホルモンの産生ができなくなる

腎臓ではさまざまなホルモンが産生されています。
骨粗しょう症を防ぐビタミンDの代謝や赤血球の成熟、血圧の調整などもしています。
ですが、腎臓病になるとこのホルモンの産生もうまくできなくなってしまいます。
すると赤血球の産生を刺激するホルモン・エリスロポエチンが不足するようになり、貧血を起こしやすくなってしまいます。

 

 

そしてこれらの症状を経た後、最終的には腎臓はすべての機能を失います。

当然排泄もできなくなりますから、本来排泄されるはずの毒素も体の中に残ってしまうようになり、尿毒症を引き起こすようになります。
さらに、体の中の他の臓器にまで悪影響を与えてしまいます。
腎臓病は静かに、確実に進行します。そして進行してしまった部分を取り戻すことはできない、怖い病気なのです。