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このページはトップページの中のシンポジウム・フォーラムの中の大阪市都市再生フォーラム ~大阪駅北地区を中心とした大阪再生の現状と未来~です。

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シンポジウム・フォーラム

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大阪市都市再生フォーラム

~大阪駅北地区を中心とした大阪再生の現状と未来~

フォーラム開催概要

日時 平成18年7月6日(木)
14時30分~16時00分
写真:フォーラムのパンフレット
場所 ホテルニューオータニ東京
おり鶴 舞の間
主催 大阪市都市再生・プロモーションセンター
事務局 (財)大阪市都市工学情報センター

講演の各スライドはPDF形式でのご提供となります。PDFファイルをご覧いただくには、アドビリーダー(無償)が必要です。

講演概要

創造的人材の集まる都市・大阪の実現に向けて

大阪市長 關 淳一

写真:講演中の關市長本日は首都圏のビジネスマンの方々に大阪での都市再生の動きを紹介させていただきます。 大阪は今、大きく変わろうとしています。私は「市政改革マニフェスト」を策定し、今後5年間の行財政改革のロードマップを示しており、財政再建、経営の正常化をしつつ公民連携による大阪再生を進めています。大阪は水と緑豊かな街ですが、この改革によって大阪をより住みよい街にしようと取り組んでいます。

かつて、高度成長期の都市への過密集中を抑える目的から工場等制限法が制定されましたが、これにより工場だけでなく都市に大学が立地することができませんでした。これが平成14年に廃止されたことを受け、先端的なものづくり産業や大学の誘致を進めています。古来より大阪は歴史的にも市民が中心となって街づくりを行ってきました。都心に集積されている知、技術、文化のストックを生かして「創造都市」の具体化を進めていきたいと思っています。近世においては適塾や懐徳堂をはじめとする人材を育成する施設があり、また福沢諭吉も大阪の生誕であるなど、大阪は優れた指導者を多く輩出してきました。かつての商都大阪はこれらの創造的な人材を育てる環境が整っていたといえます。一方近年では都心に沢山の大学のサテライトキャンパスが進出してきており、海外からも例えば、上海から同済大学を誘致していますし、先日は私自らロンドン大学(UCL)を訪問し、ロンドン大学と大阪市立大学の医学部分野での学術交流協定を締結してきました。

写真:会場の様子また、魅力ある街づくりをめざして、御堂筋周辺、キタ、ミナミの開発をバランス良く進めていますが、本日はその核となる大阪駅北地区をテーマに紹介をします。大阪駅北地区では「ナレッジ・キャピタル」をメインテーマとした街づくりを進めています。中でもロボット技術はその中核です。すでにロボカップというロボットによるサッカーの国際大会において、大阪大学と在阪企業により結成されたチーム大阪が3連覇を果たしていますし、先月のロボカップ国際委員会本部事務局の理事会において、その事務局をスイスから大阪に設置することが決定されるなど、十分なポテンシャルがあります。

最後に来年夏に開催される世界陸上選手権大会についても紹介させていただきます。2007年の大阪大会では211の国・地域からの参加があり、全世界で 40億人以上がテレビ観戦すると見込まれています。このような機会を生かして大いに大阪の知名度を高めたいと思っています。

市長講演スライド(PDF:2.74MB)

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創造都市大阪・再生の現状と未来

大阪市計画調整局長 箕田 幹

写真:講演中の大阪市計画調整局長 箕田 幹氏大阪駅北地区を中心に大阪の具体的なまちづくりについてお話したいと思います。現在、開発事業者を決定するコンペを実施中ですが、東京のメディアにはあまりとり上げられていないということで、本日はプロジェクトの内容について紹介させていただきます。

最初に少し長いイントロとなりますが、私の意気込みを語らせていただきます。大阪の街づくりの考え方は変わりつつあり、これまでの都市施設を中心とした空間づくりといった街づくりから、コンセプトを重視したまちづくりに取り組んでいます。その中心は、まず市長からお話いただいた創造的な街づくり、それに加えて情報化の推進、公民協働、ブランド力のある空間の質の向上といったものです。具体的に大阪駅北地区では、関西が強みとする創造的な産業として、ロボット、IT・ユビキタスを中心とした知的創造拠点「ナレッジ・キャピタル」づくりを進めています。

大阪は小さなエリアに人口が集中しているコンパクトな都市であるため、鉄道網や空港が充実しているというポテンシャルを持ち合わせています。大阪市では中之島西部地区、御堂筋沿道、ミナミと呼ばれる難波周辺、大阪駅周辺のキタの民間開発を行政が支援しているという点で、今後更なる活性化が期待されています。

大阪駅北地区全体の開発規模は24haで汐留地区の31haには及ばないものの、六本木ヒルズの11haをはるかにしのぐ敷地規模です。大阪駅北地区は関西国際空港へ直結する特急はるかが乗り入れするようになり、東京に比べてアジアに近いという強みを活かすことができます。

事業化に先立って2002年に国際コンセプトコンペを実施し、空間づくりの前に街としての機能を定め、具体化段階においては公・民・学が協力して「大阪駅北地区まちづくり推進協議会」を設けてコンセプトの検討を進め「ナレッジ・キャピタル構想」を定めました。ナレッジ・キャピタルとは、都心型の研究開発機能によって街の活性化につなげようとするものです。なぜ都心かというと、人が集まるところでBtoB、BtoCといった様々なコラボレーションによりマーケット・プルの商品開発につなげることができるからということです。さらには研究開発を効果的にするために、TMO(Town Management Organization)が中心になって街としての複合機能を高め、集客力につなげていくという重要な機能があります。このため、昨年10月から12月にかけてナレッジ・キャピタルのコンセプトにふさわしいテナントを先行募集してコア事業者の候補者を選定することで構想の実現につなげようとしています。

最後に市長からあった創造都市の実現に向けての取り組みを紹介しますと、シティプロモーション活動により街のPRを行い、企業や大学の誘致を行っています。進出企業に対して助成金をインセンティブとして与えるとともに、進出に伴う行政手続をワンストップで行い、容易に進出していただけるよう取り組んでおり、大阪・関西への投資を期待しております。

局長講演スライド(PDF:9.89MB)

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大阪駅北地区の先行開発地区の現状

(独)都市再生機構西日本支社 副支社長 佐村田 豊

写真:講演中の(独)都市再生機構西日本支社 副支社長 佐村田 豊氏本日は大阪駅北地区開発について、事業の経緯、UR都市機構の役割、事業実施状況の3つについてお話しします。

大阪駅北地区は昭和62年に梅田貨物駅が国鉄清算対象となり、開発にあたって貨物駅の移転先と土地利用転換の方針が整備上の課題となっていました。UR都市機構は平成14年1月に大阪市の要請により開発のコーディネート業務に取り組み、平成17年3月には先行開発区域のうちの3haの土地を取得して事業の推進を行っています。事業推進においては、大阪市長を会長とする「大阪駅北地区まちづくり推進協議会」と関経連会長を会長とする「大阪駅北地区まちづくり推進機構」の産学官協力体制による2つのエンジンにより推進されているところです。

UR都市機構は街づくり技術、コーディネート力を生かした関係者調整、公益的立場を生かした国からの資金調達により、開発の初期段階から事業段階でのコーディネートにいたるまで総合的なまちづくり支援を行っています。当該地区におけるUR都市機構の役割は大阪駅北地区全体においては都市再生のプロデュースであり、先行開発区域(7ha)においては土地区画整理事業、土地の取得、そして質の高いまちづくりへ向けた事業企画コンペを実施することです。

先行開発地区の具体的な実施状況についてですが、現在、土地区画整理事業を行っているところで平成22年までに幅員40mの都市計画道路や約1haの駅前広場といった公共施設の整備を行います。

「大阪駅北地区まちづくり基本計画」等を実現するための計画目標として(1)周辺地域と一体になった都心の形成、(2)魅力ある都市空間の創造、(3)ナレッジ・キャピタルの形成、(4)まちのマネージメントをあげていて、基本計画に沿った一体的なまちづくりを行うために開発事業者の誘導を行っています。誘導上のポイントはナレッジ・キャピタルのコア施設への参画意欲の高い入居希望者の募集・登録を先行して行い、次に開発事業者募集においてまちの一体的計画とナレッジ・キャピタルの計画について予備審査を行った後に、各ブロックの開発事業者を段階的に決めていくというものです。すでに、Bブロックの開発事業予定者は、オリックス・リアルエステートを代表とするグループに決定しています。

Bブロックの開発事業予定者による提案の概要を紹介しますと、ロボットテクノロジーとユビキタス・ITデジタルコンテンツを核とした8つの技術分野が提案されていて、空間構成としては、サプライヤーとユーザーとのコラボレーションの場であるナレッジプラザを中心にすえた計画となっています。

A・Cブロックの開発事業者の募集については、予備審査合格者を対象に今後申込受付を行い、事業企画審査、価格審査を経て平成18年秋には開発事業予定者が決まる予定です。その後、平成19年6月の土地の引渡し後に開発に着手し、平成23年春のまちびらきを目標としています。

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